ヴィタリック・ブテリン、FOCIL(反検閲型インクルージョン設計)とEIP-8141(イーサリアム標準提案)による高速かつ検閲耐性を備えたトランザクション実現

ヴィタリック・ブテリンは、EIP-8141とFOCILが相互に補完し、スマートウォレットやプライバシー関連トランザクションをランダムに選定された提案者が1〜2スロット内にインクルードできる仕組みであることを強調した。

ETH

要約

ヴィタリック・ブテリンは、イーサリアムのFOCIL設計とアカウント抽象化提案EIP-8141には強い相乗効果があると述べた。この組み合わせにより、各スロットで17人の提案者またはインクルーダーがランダムに選ばれ、トランザクションは1〜2スロット内でインクルードされることが可能となる。FOCILの現在のサイズは約8kBであり、イーサリアムの暗号化プロポーザー・ビルダー分離(ePBS)におけるMEV(最大抽出可能価値)「ラストルック」とは異なる設計となっている。FOCILはパブリックメンプールを通じてスマートウォレットやプライバシープロトコルのトランザクションをサポートし、迅速かつ検閲耐性のあるインクルージョンを維持することを目的としている。

用語解説
  • EIP-8141: スマートウォレットなどの特定アカウントにネイティブオンチェーンステータスを付与し、より高速かつ検閲耐性のあるトランザクションのインクルージョンを可能にするイーサリアム標準提案。
  • FOCIL: 提案者またはインクルーダーをランダムに選択することで、堅牢で迅速なトランザクションインクルージョンを保証するイーサリアム反検閲型インクルージョン機構の提案。
  • MEV 'last look': プロポーザー・ビルダー分離(PBS)において、ビルダーがトランザクションを最終インクルージョン前に検査し、必要に応じて調整できる機能で、FOCILはこれを回避するよう設計されている。