
香港は2026年初頭から、ファミリーオフィス向け税制優遇措置の対象を仮想通貨、貴金属、コモディティに拡大し、シンガポールやドバイに対抗する競争力のあるデジタル金融ハブとしての地位を強化する。
ポール・チャン財務長官は、香港が2026年初頭からファミリーオフィスや投資ファンド向けに仮想通貨、貴金属、コモディティを対象とする優遇税制を導入することを発表した。この措置は、シンガポールやドバイとの競争の中で、世界の富裕層向け資産運用企業を誘致することを狙いとしている。今回の拡大は、OECD基準に沿った仮想通貨報告制度、トークン化債券の発行、暗号資産サービス提供者への義務的ライセンス制度など既存の取り組みを補完し、香港が規制とイノベーションを両立する金融エコシステム構築を目指す姿勢を強化するものである。