ブレバン・ハワードが強気の暗号資産見通しを維持、WebNグループが閉鎖

アラン・ハワードが支援するブロックチェーン・インキュベーターは、複数のスタートアップを支援した後に閉鎖された。一方、ブレバン・ハワードはビットコインETFの保有を縮小しながら、デジタル資産への投資を継続している。

BTC

要約

億万長者アラン・ハワードが出資し、日本の野村ホールディングスの仮想通貨関連部門レーザーデジタルが支援したブロックチェーンおよびWeb3インキュベーターのWebNグループは、トークン化専門のKAIO、ステーキング事業者Twinstake、ブロックチェーン基盤企業TruFin、ゼロ知識証明スタートアップGeometryなどへの投資を経て閉鎖する。一部のスタッフはハワードのヘッジファンドであるブレバン・ハワードへ移籍した。同社は依然としてブロックチェーンが伝統市場に統合されると強気な見方を維持している。2024年はデジタル資産ファンドで約30%の損失を出す厳しい年となったが、ブレバン・ハワードは仮想通貨分野でのベンチャーキャピタル事業を大きく維持している。iShares Bitcoin Trustの保有を約85%削減し、ケビン・フーが率いるヘッジファンドNovaをスピンアウトしたほか、BH Digital CEOのゴータム・シャルマが退任した。別件として、GD Culture Groupは評価損3億4,400万ドルを抱えながらも、自社株買い資金確保のため7,500 BTC(約4億9,700万ドル相当)の一部を売却する予定である。

用語解説
  • Blockchain: 複数のコンピュータ間で取引を安全かつ改ざん困難な形で記録する分散型デジタル台帳のこと。
  • Staking: 取引の検証を支援し報酬を得るために仮想通貨をネットワーク上に一定期間ロックする行為。
  • Zero-knowledge proofs: ある情報の内容を明かさずに、その情報を知っていることを証明できる暗号学的手法。