CFTC、違法予測市場への全面的執行権限を表明

米国CFTC(デリバティブ規制当局)は管轄権を改めて強調。Kalshiがインサイダー取引事案を報告し、司法省と州のギャンブル規制当局が監督を追求

要約

米国のCFTC(米国デリバティブ規制当局)は2月25日、予測市場における違法行為に対して全面的な執行権限を保持していると発表した。予測市場プラットフォームのKalshiは2件のインサイダー取引事案を公表し、関連アカウントを凍結した。米司法省と複数の州ギャンブル規制当局もこの分野での監督を求めており、管轄権を巡る争いが生じている。こうした対立は、ギャンブル法や金融市場規制と重なり合うことが多い予測市場の複雑な規制環境を浮き彫りにしている。

用語解説
  • CFTC (U.S. derivatives regulator): 米国の商品先物取引委員会であり、先物取引、オプション、スワップなどを含むデリバティブ市場を監督する米連邦機関。
  • Prediction markets: 参加者が将来の出来事の結果に基づく契約を取引するプラットフォームで、予測に利用されることが多い。
  • Insider trading: 非公開で重要な情報を用いて公開市場で取引を行う違法行為。