英国ギャンブル委員会、2026年までに賭博での仮想通貨利用を検討

英国ギャンブル委員会、2026年までに賭博での仮想通貨利用を検討

ティム・ミラー専務理事は、ライセンス認可を受けた賭博における仮想通貨決済の調査が、2027年施行予定のFCA監督規則に基づき、違法賭博抑止とイノベーション促進を目的としていると述べた

要約

英国ギャンブル委員会は、消費者需要の高まりと無許可サイトへの懸念を理由に、ライセンスを持つ賭博事業者が仮想通貨による決済を受け入れる可能性を検討している。ティム・ミラー専務理事はベッティング&ゲーミング評議会の年次総会でこの調査開始を発表し、仮想通貨関連の検索が違法オペレーターへの主要な流入経路の一つであると説明した。この検討は、英国政府が提案した「金融サービス・市場法2000年(暗号資産)規則2025」と同時期に進められ、同規則は承認されれば2027年10月から暗号資産を金融行為監視機構(FCA)の管轄下に置くことになる。委員会の業界フォーラムは、こうした決済がマネーロンダリング防止、消費者保護、適格性基準を満たす方法を評価する。英国法の下では海外の仮想通貨カジノは引き続き禁止される。今回の動きは、賭博監督を近代化し、違法市場への関与を減らすための広範な規制改革の一環である。

用語解説
  • FCA (Financial Conduct Authority): 英国の主要金融規制当局で、金融市場を監督し行動基準を強制する機関
  • Cryptocurrency: 暗号技術を用いて取引を保護し、中央当局を介さずに機能するデジタルまたはバーチャル通貨
  • Anti-Money Laundering (AML): 犯罪者が不正に得た資金を合法的収入に見せかけることを防ぐための規制措置