SEC、仮想通貨監督を再始動 WisdomTreeファンドの24時間取引を承認

証券取引委員会(SEC)委員長ポール・アトキンスは、仮想通貨規制の積極的推進への方針転換を示し、従来の厳格な姿勢を批判して委員会を業界の最前線に据えることを目指している。

要約

2月27日、SEC(証券取引委員会)委員長ポール・アトキンスはテキサス大学でのイベントにおいて、同委員会が仮想通貨規制における主導権を取り戻す意向を表明した。彼は、バイデン政権下のゲーリー・ゲンスラー率いるSECが厳格な基準によって機会を逸したと批判し、新政権下での劇的な方針転換を強調した。これに伴い、2月28日にはWisdomTreeのトークン化されたマネー・マーケット・ファンド(24時間決済対応)の承認が発表された。その他にも、仮想通貨タスクフォースの設置、特定の強制措置案件の撤回、「Project Crypto」による構造的監督の実施などが進められている。さらに、トークン化された銀行預金の導入計画は、SECがブロックチェーン統合を積極的に受け入れていることを示している。

用語解説
  • Tokenized Bank Deposits: 伝統的な銀行預金をブロックチェーン上のデジタルトークンとして表現し、迅速な決済とアクセス性向上を実現するもの。
  • Tokenized Money Market Fund: マネー・マーケット・ファンドをデジタルトークンとして表現し、より迅速な取引とアクセス性の拡大を可能にする投資手段。