
イラン国営テレビがハメネイ師の死去を確認したことを受け、仮想通貨はソラナとイーサリアムを中心に上昇した。週末の流動性の薄さや原油・株式・債券市場の再開が、この上昇の持続性を試す可能性がある。
ビットコインは米国とイスラエルによるイラン攻撃の報を受け土曜日に一時6万4000ドルを割り込んだが、24時間で5.2%上昇し6万6843ドルまで回復した。トレーダーは、イラン国営テレビが最高指導者ハメネイ師の死去を確認したことを受け、紛争の短期化の可能性が高まったと解釈し、仮想通貨全体に買いが広がった。ソラナは10.8%高の86.42ドル、イーサリアムは7.5%高の1994ドル、カルダノは6.7%高、ドージコインは6.5%高、XRPは5.6%高、BNBは4.8%高となった。週次では動きがまちまちで、ビットコインは1.6%安、XRPは2%安、ドージコインは2.5%安だが、ソラナとイーサリアムはそれぞれ1.7%高と1.1%高となっている。この反発は週末の流動性が薄い中で発生しており、週明けの原油・株式・債券市場の反応が上昇維持のカギとなる。Polymarketの価格によると、米イラン間の停戦が4月30日までに成立する確率は78%、3月31日までに成立する確率は61%と見られている。オンチェーン分析によれば、2月28日の米国によるイラン攻撃を的中させ約120万ドルを得た6つのウォレットが特定されており、インサイダー取引の可能性に注目が集まっている。