クラーケン、米連邦準備制度のマスター口座承認により仮想通貨企業の参入拡大の可能性

クラーケン、米連邦準備制度のマスター口座承認により仮想通貨企業の参入拡大の可能性

TDコーエンは、クラーケンの承認を受け、今後さらに多くの仮想通貨企業が米連邦準備制度の口座にアクセスする可能性があり、それが業界と伝統的金融システムの統合に影響を与えると予測している。

要約

クラーケン・フィナンシャルは米連邦準備制度から1年間の限定マスター口座を取得し、FedwireおよびFedNowを通じて米ドル取引に直接アクセスできるようになった。TDコーエンは、この節目により他の仮想通貨企業にも同様の承認が広がる可能性があるとみている。一方、伝統的銀行団体からはシステミックリスクへの懸念が引き続き示されている。

用語解説
  • Federal Reserve: 米国の中央銀行制度で、金融政策を管理し、銀行や金融機関が利用する主要な決済ネットワークを運営している。
  • Master Account: 米連邦準備制度に直接保有される口座であり、金融機関が仲介銀行を介さずに中央銀行の決済・清算サービスへアクセスできる。
  • Fedwire: 米連邦準備制度が運営するリアルタイムグロス決済システムで、金融機関間での大口資金を安全かつ即時に送金できる。