クラーケン、米連邦準備制度のマスターアカウント直接アクセス承認を取得

クラーケン、米連邦準備制度のマスターアカウント直接アクセス承認を取得

クラーケン・フィナンシャルは米連邦準備制度のマスターアカウントを通じてFedwireおよびACH決済システムへの直接アクセスを確保し、業務効率の向上と取引コストの削減を実現した。

要約

クラーケンの銀行部門であるクラーケン・フィナンシャルは2025年6月4日、米連邦準備制度のマスターアカウントを取得した。これにより、FedwireおよびACH決済システムへの直接アクセスが可能となり、中間銀行への依存を減らしながら業務効率を高めることができる。この承認はクラーケンのワイオミング州特別目的預金機関(SPDI)チャーターに続くものであり、仮想通貨ネイティブの金融機関が伝統的な金融インフラと統合する上で重要な一歩を示している。

用語解説
  • Federal Reserve: 米国の中央銀行制度であり、金融政策の運営や銀行・金融機関が利用する主要な決済ネットワークを運営している。
  • Master Account: 米連邦準備制度に直接保有される口座であり、仲介銀行を介さずに中央銀行の決済・清算サービスへアクセスすることを可能にする。
  • Fedwire: 米連邦準備制度が運営するリアルタイム総額決済(RTGS)システムで、大口の銀行間支払いを処理し、日々数兆ドル規模の資金を移動させている。