欧州中央銀行(ECB)によれば、テザー(USDT)やUSDコイン(USDC)など米ドルに裏付けられたステーブルコインが発行総額の約99%を占めており、ユーロ連動型は依然として限定的ながら拡大している。
欧州中央銀行(ECB)は、2025年11月時点でテザー(USDT)やUSDコイン(USDC)など米ドルに連動した主要トークンを含むステーブルコインが世界の発行総額の約99%を占めると報告した。これに対し、ユーロ連動型ステーブルコインは総発行額約6億1500万ユーロと比較的小規模にとどまっている。ただし、その成長軌道は注目に値し、複数の欧州連合(EU)加盟銀行が2026年までにユーロ建てステーブルコインの発行準備を進めている。今回のデータは、デジタル資産市場における米ドル流動性の根強い優位を示す一方で、欧州が自国通貨による代替手段の強化を目指す動きを浮き彫りにしている。