トランプ大統領のイラン発言と米雇用指標の弱さを受け、原油急騰に伴いビットコインが5%下落

原油価格は11%上昇し、トランプ大統領がイランとの交渉を拒否した後、ビットコインは$68,800まで下落。米労働市場の悪化が背景にある。

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要約

トランプ米大統領が「イランとの合意は無条件降伏以外ない」と宣言したことを受け、金曜日のリスク資産が下落した。WTI原油は11%上昇し、1バレルあたり約$90に迫った。ナスダック先物は1.8%下落し、ビットコインは5%安の$68,800まで下落した。市場心理の悪化は、米雇用統計が予想を下回り、2月に9万2,000件の雇用喪失と失業率4.4%を示したことでさらに強まった。経済減速の兆候が鮮明となった一方、米連邦準備制度(FRB)による早期利下げの可能性は依然として限定的と見られている。

用語解説
  • WTI crude oil: ウェスト・テキサス・インターミディエイト。米国原油価格の世界的なベンチマークとして、原油市場のパフォーマンスを測定する際に用いられる指標である。
  • Federal Reserve: 米国の中央銀行であり、金融政策の運営や金利・金融安定の監督を担っている機関。
  • Bitcoin (BTC): 中央管理者を持たない分散型デジタル通貨であり、インフレや市場変動に対するヘッジ手段として利用されることが多い。