
検察によると、サム・バンクマン=フリードの再審請求には適法な新証拠が欠けており、裁判所への提出書面では、顧客の請求に対するビットコイン準備高が限られていたにもかかわらず、FTXの顧客資金がアラメダに流用されたとの主張も改めて示された。
米検察はFTX詐欺事件で、サム・バンクマン=フリードによる新たな裁判の請求を棄却するよう裁判所に求め、同氏の申立書は適法な新証拠を何ら提示しておらず、当初の裁判が不公正だったことも示していないと主張した。検察は、弁護側が挙げた元FTX幹部2人について、2023年の裁判前からすでに把握されていたと述べた。また、数十億ドル規模の顧客資金がアラメダ・リサーチに送られていた証拠を改めて示し、FTXが保有していたのは、約100,000 BTCに上る顧客請求に対して約105 BTCにすぎなかったと述べた。バンクマン=フリードは2023年に詐欺および共謀罪で有罪評決を受け、その後禁錮25年を言い渡された。