Venus Protocol、THEプールの異常活動後に7市場の担保係数をゼロに引き下げ

Venus Protocolは、THE市場のインシデントについて、フラッシュローン攻撃ではなく旧来の供給上限実行バグが原因だったとし、不良債権の封じ込めに向けて市場の一時停止とより広範な担保制限を実施したと述べた。

要約

Venus Protocolは、THE市場でのインシデントはフラッシュローン攻撃ではなく、旧来の供給上限実行バグが原因だったと述べた。同プロトコルによると、攻撃者は約9カ月にわたりTHEを蓄積し、トークン価格を約$0.27から$0.53へ押し上げ、清算後に不良債権を残した。これを受けてVenusは、リスク管理の一環としてTHE市場を一時停止し、THEとそのほか8市場の担保係数を0に設定した。

用語解説
  • 担保係数: ユーザーが担保として差し入れた資産価値に対して、どれだけ借り入れできるかを定めるレンディングのリスクパラメーター。
  • 供給上限: 特定の資産について、市場またはシステムに供給できる量に対してプロトコルが設ける上限。
  • フラッシュローン: 担保不要のブロックチェーン融資で、同一トランザクション内で借り入れと返済を完了しなければならず、裁定取引やエクスプロイトでよく用いられる。