
米連邦準備制度は、イスラエル・イラン戦争がインフレに及ぼし得る影響を当局者らが見極める中、金利を据え置いた。一方、アナリストは、中東のエネルギー輸送を巡るリスクにより原油価格が高止まりする可能性があると指摘した。
米連邦準備制度は、フェデラルファンド金利の誘導目標レンジを3.50%-3.75%に据え置き、2会合連続で維持したうえで、2026年に1回の利下げを行うとの見通しも維持した。最新の更新では、当局者らがイスラエル・イラン戦争のインフレへの潜在的な影響を見極めていたことが付け加えられている。一方、アナリストは、中東のエネルギー施設に対するイランの攻撃やホルムズ海峡の閉鎖継続が見込まれることが、原油価格を下支えする可能性があると述べた。既存のトピック情報では、ジェローム・パウエル議長が利上げは基本シナリオではないとしつつ、完全には排除していないと説明したことや、政策当局者が失業率は安定する一方でインフレ期待は高まるとみていることも示されている。