3月19日のFOMC声明で労働市場に関する文言を修正、クリストファー・ウォラーは金利据え置きを支持

CME FedWatchによると、市場は4月の米連邦準備制度による金利据え置きを完全に織り込んでおり、6月または7月までに累計25ベーシスポイントの利下げが実施される可能性は限定的にとどまっている。

要約

米連邦準備制度の3月19日の金利決定を受け、CME FedWatchは中央銀行が4月会合で金利を据え置く確率を100%と示した。3月19日時点で、同ツールは6月までに累計25ベーシスポイントの利下げが行われる確率を11.2%とし、据え置きの確率は88.8%だった。7月までに据え置きとなる確率は77.4%だった。この更新は、労働市場に関する文言を修正し、中東情勢が経済に与える影響は不確実だと指摘し、さらにクリストファー・ウォラー理事が25ベーシスポイントの利下げではなく金利据え置きを支持した3月19日のFOMC (Federal Open Market Committee)声明を巡る既存の文脈に対し、市場が織り込む見通しの詳細を付け加えるものである。

用語解説
  • FOMC (Federal Open Market Committee): 米連邦準備制度の金融政策決定機関であり、米国の主要政策金利を設定し、より広範な金融環境の方向性を示す。
  • basis point: 1パーセントポイントの100分の1に相当する単位で、25ベーシスポイントの変更のような金利変動を表す際に一般的に用いられる。
  • CME FedWatch: 金利先物の価格を用いて、将来の米連邦準備制度の金利決定結果に関する確率を推計する市場ベースのツール。