イーサリアム財団、イーサリアムL1とレイヤー2の役割を更新

イーサリアム財団によると、新たなビジョン文書はL1とレイヤー2の枠組みを約5年ぶりに更新し、ロールアップ中心のロードマップ提唱後のエコシステムの発展を反映している。

ETH

要約

イーサリアム財団は23日公開の公式ブログ投稿で、イーサリアムのレイヤー1とレイヤー2ネットワークの役割を約5年ぶりに再定義する新たなビジョン文書を公表した。今回の更新は、ロールアップ中心のロードマップが提唱されて以降のエコシステムの変化を反映したものだ。イーサリアムL1は引き続き許可不要のグローバルな決済レイヤーにとどまる一方、レイヤー2ネットワークは限定的なスケーリングの役割を超え、差別化された機能、カスタマイズされたサービス、より高い自律性へと進化している。財団はまた、緊密に統合されたレイヤー2ネットワークは相互運用性、共有流動性、ステージ2のメカニズムを追求すべきだと述べた。

用語解説
  • レイヤー2: ベースチェーンの上に構築されるブロックチェーンネットワークで、セキュリティや決済については基盤チェーンに依拠しつつ、処理能力の向上、コストの低減、または特化した機能の追加を図るもの。
  • 決済レイヤー: 取引が最終的に確定・記録される基盤ブロックチェーンであり、より広範なエコシステムに中核的なセキュリティと信頼の基盤を提供するもの。
  • ロールアップ中心のロードマップ: 主としてロールアップを通じてスケーリングを進めるイーサリアムの戦略であり、ロールアップはメインチェーン外で取引を処理しつつ、セキュリティと最終決済にはイーサリアムを利用する。