香港、デジタル人民元(DCEP)ウォレット登録が約8万件に到達

クリストファー・フイ氏によると、香港と中国人民銀行は、利用上限の引き上げと用途拡大に向け、デジタル人民元(DCEP)ウォレットの機能強化を協議しており、現地でのウォレット開設数と加盟店での受け入れも増加が続いている。

要約

香港当局によると、2026年1月末時点のデジタル人民元(DCEP)ウォレットの登録件数は約8万件に達した。加盟店での受け入れは約300から約5,200に増加し、FPSへのチャージに対応する銀行数も17行から18行に増えた。財経事務・庫務局長のクリストファー・フイ氏は、香港、中国人民銀行、香港金融管理局が、利用上限の引き上げと利用事例の拡大に向けてe-CNYウォレットの機能強化を検討していると述べた。一方、政策面および技術面の詳細は引き続き協議中で、実施時期は確定していない。

用語解説
  • e-CNY: 支払いと送金のためにデジタル形式で発行される、中国の中央銀行デジタル通貨。
  • FPS: 香港の高速決済システムで、即時資金移動とウォレットへのチャージのためのプラットフォーム。
  • central bank digital currency: 中央銀行が発行し、その信用によって裏付けられる法定通貨のデジタル形態。