元PBOC総裁の周小川氏、ステーブルコインはコンプライアンス審査を回避し得ると警告

周小川氏はボアオ・アジア・フォーラムで、仮想通貨とブロックチェーンは利用者のニーズと実際の用途に基づいて判断されるべきだと述べる一方、マネーロンダリング防止と詐欺対策に関する監督強化を求めた。

要約

元PBOC総裁の周小川氏はボアオ・アジア・フォーラムで、仮想通貨とブロックチェーンは抽象的にではなく、利用者のニーズと現実世界でのユースケースに基づいて評価されるべきだと述べた。また、ステーブルコインはコンプライアンス審査を回避する可能性があると警告し、マネーロンダリング防止と詐欺対策に関する監督強化を求めた。これは、デジタル通貨が不正活動に利用されていることに対する同氏のより広範な懸念を裏付けるものである。

用語解説
  • ステーブルコイン: 多くの場合、米ドルのような法定通貨に連動させることで、価値の安定維持を目的として設計された仮想通貨。
  • コンプライアンス審査: 本人確認、取引監視、マネーロンダリング防止管理などの法的要件の履行に用いられる規制上および機関上の手続き。
  • ブロックチェーン: ネットワーク全体で取引を記録し、多くの仮想通貨やトークン化資産を支える分散型デジタル台帳システム。