Google Researchが警鐘、ブロックチェーンで広く使われるECDLP-256に量子リスク

Google Researchが警鐘、ブロックチェーンで広く使われるECDLP-256に量子リスク

Google Researchによると、新たなホワイトペーパーは量子脅威を巡る責任ある開示のあり方を示すとともに、将来的にビットコインのECDSAへの攻撃により約200万BTCが危険にさらされる可能性があるとしている。

BTC

要約

Google Researchは、仮想通貨に対する量子脅威と責任ある開示に関するホワイトペーパーを公表し、ブロックチェーン暗号に関するこれまでの警告をさらに詳述した。報告書は、高性能な量子コンピューティングが将来実現した場合、ビットコインのECDSAが脆弱になる可能性があるとし、約200万BTCに及ぶ潜在的リスクを指摘している。これは、ECDLP-256に基づく暗号システムが量子技術の進展によって長期的な圧力の高まりに直面しているとのGoogleのより広範な警告を補強し、耐量子暗号への移行の必要性を改めて示すものである。

用語解説
  • ECDSA: ブロックチェーン取引に署名し、暗号資産の支配権を証明するために使われる楕円曲線デジタル署名アルゴリズム。
  • ECDLP-256: 多くのブロックチェーンの署名および公開鍵システムの安全性の基盤として用いられる256ビットの楕円曲線離散対数問題。
  • Post-quantum cryptography: 量子コンピューターからの攻撃に対しても安全性を維持するよう設計された暗号方式。