米2年債利回りが3.85%に上昇、利下げ観測が後退

堅調な労働市場データを受けて米国債利回りが上昇し、米連邦準備制度の利下げ観測は後退した。少なくとも6月下旬までは高金利政策が続くとの見方が強まっている。

要約

予想を上回る労働市場データを受け、投資家が米連邦準備制度の利下げ観測を後退させたことで、米国債利回りは3〜5ベーシスポイント上昇した。上昇を主導したのは2年債利回りで、現在のトピックの文脈では米2年債利回りは3.85%に達した。2025年の金融緩和に対する市場の織り込みは、報告前のおよそ4ベーシスポイントから約1ベーシスポイントへ低下した。ストラテジストのデビッド・ロビン氏は、FRBは6月下旬まで、あるいはそれ以上の期間にわたり金利を据え置く可能性が高いと述べ、政策が従来想定より長く抑制的に維持される可能性があるとの見方を強めた。

用語解説
  • 国債利回り: 米国政府債務を保有することで投資家が得る収益率であり、成長率、インフレ、米連邦準備制度の政策見通しに応じて変動することが多い。
  • Federal Reserve (U.S. central bank): インフレ、雇用、金融環境に影響を与えるため、指標金利を含む金融政策を決定する米国の中央銀行。
  • 金利: 中央銀行の政策と市場予想によって形成される資金調達コストであり、債券、株式、さらに広範な経済活動に影響を及ぼす。