ロビンフッド・クリプトの上級副社長ヨハン・ケルブラ氏は、同社のトークン化の取り組みは「まだ始まりにすぎない」と述べ、ロビンフッド・チェーンをトークン主導のエコシステムではなく事業インフラと位置付けた。このパーミッションレスでEVM (Ethereum Virtual Machine)互換のレイヤー2は、アービトラムの技術スタック上に構築され、最終決済はイーサリアムで行われ、ガス代はイーサで支払われるが、ネイティブトークンなしで立ち上げられた。現在の注力分野は株式トークンで、エヌビディアやアップルなどの株式を24時間365日オンチェーンで提供する商品であり、米国人を除く120超の国・地域で利用できる一方、利用者は原資産株式に対する法的請求権を持たず、経済的エクスポージャーのみを得る。取引活動は主にミームコインとステーブルコインがけん引しており、OAK Researchによると取引量の99%超がミームコイン由来で、DefiLlamaでは預かり資産総額(TVL)が約5億3600万ドル、ステーブルコインが約6億3400万ドル、24時間のDEX(分散型取引所)取引量が約4億4000万ドルとされている。CoinDeskによると、同チェーン上のトークン化された現実資産は計1281万ドルで、このうち株式は約1068万ドルを占める一方、Growthepieのデータでは7月13日の1日当たりトランザクション件数が700万件を超え、コインベースのBaseを上回った。ロビンフッドは対象ウォレット利用者向けにスワップ、ブリッジ、無期限先物で90日間ガス代を補助しており、別途、同社は第2四半期の仮想通貨取引収入が1億ドルと前年同期比38%減だった一方、予測市場は1億5600万ドルを計上し、初めて仮想通貨を上回ったと報告した。