「Kraken HIP-3 test DEX」と名付けられたHyperliquidのテストネット展開では、10個のウォレットがホワイトリスト登録され、「Kraken Exchange Validator」が登録されたほか、強制清算や担保移転の管理機能を備えたスターゲーティングが有効化された。Hyperliquidもクラーケンも関与を確認していない。この動きは、クラーケンがHyperliquidの許可制HIP-3インフラを、規制に準拠した米国向けの構成で展開する初の大手中央集権取引所になる可能性があるとのコミュニティーの憶測を招いている。Ansem氏は、Hyperliquidには、その製品アーキテクチャに精通し、必要な規制上の資格を保有するパートナーが必要になる可能性があると述べた。クラーケンの親会社であるPaywardは、NinjaTraderとBitnomialの買収を受け、CFTCの枠組みにおけるFCM、DCM、DCOの資格を保有している。この提携が実現すれば、TradeXYZと同様にHIP-3製品への新たなアクセス窓口を創出すると同時に、クラーケンがKYCとアカウント単位のリスク管理を維持できる可能性がある。このテストは、クラーケンが独自のイーサリアム・レイヤー2であるInkをインキュベーションしていることとも対照を成し、許可制レイヤーとパーミッションレス・レイヤーが共存する中立的な取引インフラとしてHyperliquidを位置付ける可能性がある。提携の可能性はいまだ仮説にとどまり、この展開もなおテスト段階にある。