アーベの創設者兼CEOであるスタニ・クレチョフ氏は2026年8月22日、レンディングプロトコルのアーベにおける預金総額が300億ドルを突破し、第3四半期に30%増加したと明らかにし、Xに「アーベの預金が300億ドルに到達した。流動性が戻ってきた」と投稿した。この数字は、借り入れられて再運用されている資本を含め、アーベに供給されたすべての資産を数えたものであるため、8月中旬時点でDeFiLlamaが示した約176億ドルの預かり資産総額(TVL)や、約100億ドルのアクティブローンとは異なる。アーベV4の預金は5月初旬のローンチ時の約5000万ドルから、8月中旬までに4億ドル超へ増加した一方、累計預金額は3兆4600億ドルに達している。現在の総額は、2025年半ばの500億ドル超の純預金や、2026年初頭の400億ドル超のTVLを下回っており、この節目は過去最高ではなく、下落局面からの回復を示すものだ。アーベは2017年にETHLendとして始まり、2018年にブランドを変更して流動性プールモデルを採用した。ガバナンスはAAVEトークンを通じて行われる。この節目は、ETHが1週間で28%上昇して約2406ドルとなり、XRPが47%上昇して1.48ドルとなる一方、BTCが日次で1.1%下落した後の7万6897ドル近辺で取引され、恐怖・強欲指数が75の「強欲」を示していた時期にも訪れた。担保価格の上昇は預金価値を押し上げ、ステーブルコインの借り入れを促す可能性があるが、清算リスクは残る。主要な指標となるのは、価格が冷え込む中でも預金が300億ドルを上回る水準を維持できるか、また追加供給を吸収するのに十分な規模まで借り入れが増えるかどうかである。