米国の現物ビットコインETFには9月4日、1億7500万ドルの純流入があった。一方、イーサリアム現物ETFには2646万ドルが流入した。両カテゴリーの合計は2億ドルを超えたものの、9月3日に両カテゴリーが集めた約8億7200万ドルを下回った。ビットコインETFには9月3日、約7億3100万ドルが流入し、2026年1月14日以来で最大の1日当たり流入額となった。ブラックロックのIBITは約4億5400万ドルと、全体の約62%を占めた。イーサリアムETFには同日、約1億4100万ドルが流入し、ブラックロックのETHAが7207万ドル、フィデリティのFETHが6511万ドルでけん引した。一方、グレースケールのETHEからは607万ドルが流出した。別の9月4日付の報告では、イーサリアムETFの累積純流入額は約131億7000万ドル、運用資産残高は159億2000万ドルとされた。一方、既存記録のSoSoValueのスナップショットでは、それぞれ131億9300万ドル、155億6600万ドルだった。ビットコインETFの累積純流入額は、2024年1月の設定開始以降で約554億4000万ドルに達し、運用資産残高は約1033億4000万ドルとなった。これはビットコインの時価総額の約6.3%に相当する。イーサリアムETFの資産は、イーサリアムの時価総額の約5.2%を占めた。直近の資金流入は、9月1日にビットコインETFから2億3650万ドルが流出した後の動きである。ビットコインが8万ドルを上回り、イーサリアムが2500ドルを上回って取引されたことが流入回復と重なるなか、市場関係者は米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事によるハト派的な発言が、リスク選好ムードのきっかけになった可能性を指摘した。