Harmonyは、2019年に立ち上げたレイヤー1ブロックチェーンを閉鎖し、ONEトークンをERC-20資産としてイーサリアムへ移行する案を示した。国家主体やAIエージェントによる脅威が高まっていることを理由に挙げている。拘束力のない計画では、9月10日からバリデータが運用停止を始められる一方、ONEの総供給量と発行ペースは維持する。 HarmonyはONEの保有状況を最終スナップショットとして記録し、イーサリアム上の同じウォレットアドレスに相当量の新ONEトークンをエアドロップする。委任されたステークと未請求の報酬は個別のガバナーボールトに移され、中央集権型取引所はONEの取り扱いを移行する。流動性プールや分散型アプリケーションを含むスマートコントラクト上のポジションは移転できず、9月10日までに解消する必要がある。 プロジェクトはバリデータ補償プログラムについて、約140万ドルと説明している。バリデータの最終ブロックからネットワークの最終ブロックまでに発生する発行報酬を補うことを目的とした支払いである。先に公表された条件では、補償原資を137万2000ドルとしていた。閉鎖は、Harmonyによると、8月11日に30兆を超える不正なONEが発行された攻撃を受けたことに続くものだ。これを受けたロールバックで、10万9000件を超える取引が削除された。今後のONE発行分は、運営者への補助金やアフィリエイト報酬を含む、Harmonyが計画するAI動画事業を支える。