ZKsync、EraVMを6カ月以内に廃止へ セキュリティー対策5項目

  • Matter Labsは、EraVM実行環境を稼働させるチェーン向けに5つのセキュリティー対策を示した。
  • 新たなプロトコル開発をAtlasへ移すのに伴い、EraVMは6カ月以内に廃止される。
  • Token Assemblyは8月24日、緊急アップグレードをInstant Upgradesに改称するGAP-5を承認した。

ZKsyncの開発元Matter Labsは、EraVMを使用するチェーン向けに5つのセキュリティー対策を示した。開発の軸をAtlasのアップグレードへ移すのに伴い、EraVMは6カ月以内に廃止される。通常の外部所有アカウントにある資金については対応不要だが、スマートコントラクト(資産や取引を管理する自動実行型のブロックチェーンコード)に保管されている資産については、Matter Labsが今後数週間以内に公表する手順と期限に沿った対応が必要になる。対策には、公開されているEraVMチェーンに対し、実行遅延を3時間から24時間へ延長するよう推奨すること、実行済みの各バッチを確認するため独立運用の第2ノードを導入すること、対象となるEraプロトコルのコード公開をアップグレードの3カ月後まで延期すること、Instant Upgradesについて通知を義務付けること、Boojumと並行してEraBenderの証明生成器を開発することが含まれる。2023年に初の実用版zkEVM(ゼロ知識証明に対応したイーサリアム互換仮想マシン)として導入されたEraVMは、移行期間中も価値の決済を続ける一方、新たなプロトコル機能はAtlasで開発される。Matter Labsは、監視や社内レビュー、安全性向上ツールを通じてセキュリティー対策を継続すると説明した。ただし、情報開示によって重大なセキュリティーリスクが生じる場合、一部の技術的詳細を公表しない可能性がある。

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