ブテリン氏ら、再帰型STARKメンプール案をEIP-8288で提案

  • ヴィタリック・ブテリン氏、イーサリアムの「I-Star」アップグレードへの採用が検討されているEIP-8288を支持
  • 量子耐性を備えたプライバシートランザクションのコスト、約1000万ガスから数万ガス台に低下する可能性
  • イーサリアム財団、2029年12月までにイーサリアムの各層で量子耐性を実現する目標を設定

イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、Hegota後に予定される分岐(フォーク)「I-Star」への採用が検討されているEIP-8288を支持した。ブテリン氏とThomas Coratger氏が提案した再帰型STARKメンプールアーキテクチャは、ブロックへの取り込み前に暗号学的な主張を集約し、負荷の大きい検証作業をイーサリアムの中核実行経路から切り離す設計である。ブテリン氏によると、「Frames」の先を行く設計であり、量子耐性を備えたプライベートトランザクションのコストを約1000万ガスから数万ガス台まで引き下げられる可能性がある。メンプールのノードはトランザクション間の依存関係を収集して再帰証明を生成し、ブロックビルダーはブロック内のトランザクションの依存関係をカバーする単一の証明を組み込む。EIP-8288は、イーサリアムの実稼働プロトコルでまだ有効化も予定化もされていない。開発の進展は、イーサリアム財団が9月7日に示した、2029年12月までにイーサリアムの実行層、コンセンサス層、データ層全体で量子耐性を実現する目標と時期が重なる。

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