AIコーディングエージェントを使った100人超の研究者が、secp256k1の点加算回路に関するリソーススコアを86.1%削減し、7月26日時点で107.5億から14.96億に引き下げた。Eigen Labsの「ECDSA.Fail」チャレンジは、ビットコインとイーサリアムに対するショアのアルゴリズムによる潜在的な攻撃で必要となる楕円曲線演算の一部を最適化したものであり、ウォレットの秘密鍵を復元したり、いずれかのネットワークを破ったりする能力を実証したものではない。 最高成績の回路は論理量子ビット1151個と約130万個のトフォリゲートを使用した。その後の設計ではゲート数が100万個を下回り、813個の論理量子ビットを使う回路もあった。この指標は完全な攻撃に必要なリソースを示すものではない。完全な攻撃には、アルゴリズム全体の実装、誤り訂正、そして現時点では存在しないハードウェアも必要となる。 IonQは、secp256k1への完全な攻撃には論理量子ビット1457個、トフォリゲート3900万個、物理的なイオントラップ型量子ビット1万9397個、処理時間25.7日が必要になると推定している。Glassnodeは、関連する公開鍵がオンチェーンで確認できるため、604万BTC、供給量の30.2%がリスクにさらされていると推定している。今回の進展により、ビットコインなどのネットワークでは、量子耐性暗号への安全な移行経路を整備する必要性が一段と高まっている。特に、再利用されたアドレス、休眠アドレス、初期の公開鍵アドレスが対象となる。