米国の現物ビットコインETFは前週、4億6270万ドルの純流出を記録し、3週間続いた資金流入に終止符を打った。一方、イーサリアムETFには1億9690万ドルが流入した。ビットコインファンドでは火曜日から金曜日まで4営業日連続で資金が流出し、木曜日の流出額は2億8270万ドルと最大だった。ARK 21シェアーズ・ビットコインETFからは2億3420万ドルが流出し、グレースケールのビットコイン・トラストETFが1億2910万ドル、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストETFが5250万ドル、フィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンドが5070万ドルと続いた。資金動向が反転したものの、ビットコインETFは9月の累計純流入額として約3億730万ドルを維持している。イーサリアム商品には金曜日に強い需要が集まり、ブラックロックのiシェアーズ・イーサリアム・トラストETFには1億4880万ドル、21シェアーズ・コア・イーサリアムETFには2910万ドルが流入した。ETH/BTCレシオは第3四半期に25%超上昇しており、四半期ベースでは2025年第3四半期以来の力強い伸びとなった。イーサリアムの四半期初来リターンは60%近くに達しているが、前年に記録した第3四半期の過去最高は66%超だった。暗号資産市場全体の時価総額に占めるイーサリアムの比率も前四半期比で25%超上昇した一方、ビットコインのドミナンス(市場占有率)は1.5%上昇した。価格動向からは、なお明確な判断は難しい。ビットコインは月曜日朝、7万8200ドル付近で取引され、7万6370ドルから200時間移動平均線付近の7万8151ドルまでの範囲で推移した。一方、イーサリアムは2402ドルから2666ドルまで上昇した後、約2510ドルまで反落した。アナリストによると、機関投資家の資金が通常のリバランスや利益確定売りではなく、ビットコインからイーサリアムへ移転したと確認するには、複数の取引日にわたりイーサリアムへの資金流入とビットコインからの流出が続く必要があるという。