イーサリアム、複数主体によるブロック構築を開始 全ブロックの3%に到達

  • Blockspace Forumが、追記のみが可能なマルチパーティ・ブロック構築をイーサリアムのメインネットに導入した。
  • 導入から最初の24時間で、約3%のブロックがMPBCを利用した。
  • 接続されたバリデーターの90%超が初期展開を支持した。

マルチパーティ・ブロック構築(MPBC)がイーサリアムのメインネットで稼働し、追記のみが可能な設計を通じて、複数のビルダーが1つのブロックにトランザクションを追加できるようになった。1人のビルダーが初期ブロックを作成し、ほかのビルダーはブロックが提案者に届く前に、条件を満たすトランザクションを追加できる。既存のトランザクションを変更することはできない。この仕組みは、提案者がブロックを選ぶ既存のオークションを変更せずに、イーサリアムの提案者・ビルダー分離(PBS)を拡張するものである。導入から最初の24時間で、約3%のブロックがMPBCを利用した。8月下旬にテストを開始して以降、2万件超のトランザクションがより迅速に取り込まれている。ブロックによっては追加で最大810件のトランザクションが含まれ、ガス使用量が14倍近くに増えたケースもあった。Aestus、Titan、Ultra Soundなどのインフラプロバイダーが導入を支援している。初期展開では、接続されたトランザクション・パイプラインの85%超、接続されたバリデーターの90%超が対応した。これらの数値はMPBCに接続されたインフラに関するもので、イーサリアムの全バリデーターを対象としたものではない。ウォレット、分散型アプリケーション、L2ネットワークは、トランザクションの送信方法を変更する必要がない。Blockspace Forumは、システムの発展に伴い、さらなる仕様、文書、ライブデータを公開する計画であり、提案者・ビルダー分離のプロトコル組み込みやFOCILとの互換性に向けた作業も進める。

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