カナン、Q2純損失9760万ドル 売上高68%減

  • カナン、2026年第2四半期に純損失9760万ドルを計上
  • 売上高は前年同期比68%減の3190万ドル
  • 2026年第3四半期の売上高を1100万~1500万ドルと予想

カナンは2026年第2四半期の純損失が9760万ドルになったと発表した。前年同期の1110万ドルから大幅に拡大した。売上高は前年同期比68%減の3190万ドルとなり、前四半期比でも49%減少した。四半期中にビットコイン価格が約8万2000ドルからおよそ5万8000ドルに下落したことが背景にある。2530万ドルの在庫評価損が、粗損失2930万ドルの主因となった。売上高が売上原価を賄えていなかったことを示している。カナンは自社マイニング事業を通じて243BTCを採掘したが、ビットコイン価格の下落で採掘分の価値は減少した。同社は四半期末時点で、過去最高となる1915.5BTCと3951.7ETHのデジタル資産を保有していた。合弁事業を除く稼働済みハッシュレート(マイニングに使われる計算能力)は10.05EH/sとなり、前年同期比23.3%増加した。2026年9月8日時点で、カナンは米国預託株式(ADS)約1640万株を740万ドル、ADS1株当たりおよそ0.45ドルで買い戻していた。経営陣は2026年第3四半期の売上高を1100万~1500万ドルと予想しており、前四半期からさらに減少することを示唆している。予想レンジの中央値では、売上高は2025年第2四半期の水準のおよそ5分の1に相当する。カナンは、ビットコインのプルーフ・オブ・ワーク(PoW)ネットワークを支える特殊チップであるASICマイナーの上場大手メーカーの1社である。競合のBitmainとMicroBTも同様の圧力にさらされている。一方、Marathon DigitalやRiot Platformsなどの上場マイニング事業者は、在庫リスクを同じようには抱えないものの、ビットコイン価格の下落に直面している。第3四半期の業績見通しは、経営陣がハードウェア需要の短期的な回復を見込んでおらず、少なくとも四半期末まで厳しい状況が続くことに備えていることを示している。

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