イーサリアム、GlamsterdamテストでSepoliaの取引データ隠匿リスク

  • イーサリアム開発者、GlamsterdamのSepoliaテストを10月6日に予定
  • 攻撃者は無料のテストネットETHと使い捨てのビルダーIDを使い、ペイロードを隠匿する可能性
  • Hoodiのテストは10月27日に始まる見通しだが、メインネットの時期は未定

イーサリアムの開発者は、Glamsterdamアップグレードの公開テストを10月6日にSepoliaで実施する予定であり、攻撃者が無料のテストネットETHと使い捨てのビルダーIDを利用してブロック入札を勝ち取った後、取引データの提供を拒否する可能性があると警告した。このシナリオではブロック生成が妨害され、Glamsterdamのインフラのテストが損なわれる可能性があるが、イーサリアムのメインネット資金が直接危険にさらされることはない。Glamsterdamが導入を目指すプロトコル組み込み型の提案者・ビルダー分離設計では、バリデータとブロックビルダーの結び付きをイーサリアムのプロトコルに組み込む。ビルダーはブロックを提供する権利に入札し、バリデータは落札したビルダーの入札を受け入れ、続いて取引ペイロードが届くことを見込む。攻撃者は、1回限りのビルダーIDを使うか複数のアカウントを作成し、高い入札を提示したうえでペイロードのリビールを拒否する可能性がある。開発者は、フォールバックによるブロック構築や悪質なビルダーを拒否する方法など、対策を検討している。Glamsterdamはレイヤー1の処理能力向上も目指しており、検証可能性を維持しながらブロックのガスリミットを2億近くまで引き上げることを意図したガス価格の変更が盛り込まれている。非公開のリハーサルでは、ファイナリティを失うことなくこの水準に到達した。一方、Devnet-11では以前、ガスリミットを6000万から2億に引き上げていた。クライアントチームは9月29日までにSepolia対応ソフトウエアを公開する必要があり、テスト前のレビュー期間は通常の14日間ではなく7日間となる。TitanとUltrasoundは、プロダクション用ビルダーソフトウエアでGlamsterdamの分岐移行を完了していない。Hoodiでのテストは10月27日に始まる見通しだが、メインネットでの有効化時期は未定で、テスト結果とインフラの安定性次第となる。ロードマップでは引き続き2026年第4四半期を目標としている。

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