GlassnodeとBybitが共同発表したレポート「暗号資産デリバティブの現状」によると、Bybitは追跡対象となったイーサリアム・オプションの取引で143日連続首位となり、トークン化ゴールドの無期限先物では476日間、最大の建玉を維持した。調査は、暗号資産デリバティブ市場で構造的な変化が起きていると指摘している。ビットコイン・デリバティブの想定元本ベースの建玉に占めるオプションの割合は、およそ25%からほぼ50%に上昇した。一方、レバレッジ取引が無期限契約へ移行する中、満期を迎える先物の取引量は2021年のピークから約97%減少した。追跡対象となった4つの取引所におけるビットコイン・オプション取引量で、Bybitのシェアは10%未満から28%に上昇し、オプション保有高は5億2900万ドルから23億3000万ドルに増加した。過去90日間のBybitのオプション取引量では、イーサリアムが約3分の1を占めた。また、同取引所は監視対象となった取引所の金オプション建玉の97.1%を保有していた。レポートは、トレーダーが下落リスクの管理やボラティリティ見通しの表明、特定イベントの価格付けにオプションを活用する傾向を強めていると分析している。さらに、Bybitが無期限契約を原資産とするオプションを開始したことにも触れ、暗号資産デリバティブ業界で初めての取り組みと説明している。