BitMine Immersion Technologiesは9月21日の提出書類で、598万3940ETHを保有していると明らかにした。保有高は600万トークンの大台をわずかに下回り、提出書類で用いた流通供給量に対して約4.9%に相当する。同社は保有する財務資産全体を171億ドルと評価しており、内訳は212BTC、現金・市場性証券7億1400万ドル、Beast Industriesの持ち分1億8000万ドル、Eightcoの持ち分1億500万ドルとなっている。 今回報告されたイーサリアム保有高は、同社が週内に2万7562ETHを取得した後の残高である。BitMineは2025年6月30日にイーサリアムの財務戦略を開始して以来、毎週途切れることなく購入を続けている。1ETH=2688ドルの基準価格では、イーサリアム保有分の評価額は約161億ドルとなる。直近の購入額は、市場価格に基づくとおよそ7400万〜7500万ドルだった。同社はこの週の平均取得価格を明らかにしていない。 保有高は、同社が掲げるイーサリアム供給量の5%取得目標「Alchemy of 5」の98%に達した。BitMineは、自社のMade in America Validator Network(MAVAN)と提携事業者を通じて506万7309ETHをステーキングしており、保有高の約85%に相当する。7日間の年率換算ステーキング利回りは2.62%で、報告されたステーキング量に基づく年間ステーキング収入を約3億5700万ドルと見込んでいる。イーサリアム財務資産の全額をステーキングした場合は、約4億2100万ドルになるとしている。 今回の開示は、上場企業による仮想通貨財務資産の保有がビットコイン以外にも広がっていることを示す。BitMineの保有状況は、イーサリアム価格に加え、ステーキング収益、ネットワーク活動、イーサリアム基盤資産への機関投資家需要へのエクスポージャーをもたらす。提出書類で確認されたのは、BitMineが598万3940ETHを保有していたという事実であり、今後の購入や600万トークンを超える時期は開示の対象外である。