詐欺集団は2月、盗難デビットカードでポリマーケットの米予測市場プラットフォームの口座に資金を入金し、賭けを行ったうえで、利益を別の場所に出金しようとして、少なくとも1000万ドルを盗もうとした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。攻撃が最も激しかった時期には、ポリマーケットUSが扱った入金の80%超をCheckout.comが詐欺として拒否した。通常はおよそ1%だった。WSJによると、シェイン・コプラン最高経営責任者(CEO)は規制上の懸念があるなかでも、従業員に成長を優先するよう促した。また、従業員からマネーロンダリングリスクが高まるとの警告を受けたにもかかわらず、同社は出金時の安全策を緩和した。米コンプライアンス責任者のアンドリュー・クリフォード氏は、詐欺問題に関する報告書を提出した後、4月に辞任した。ポリマーケットは、幹部の採用やインフラの増強を通じて、責任ある形で事業を拡大していると説明した。一方、サリバン・アンド・クロムウェルは、同社が適用される規制を順守していると結論付けた。CFTCは、同社を調査しているかどうかについて、確認も否定もしていない。インターコンチネンタル取引所(ICE)がポリマーケットに16億ドルを投資し、同社の評価額がトランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏の1789キャピタルが主導した10億ドルの資金調達ラウンドで210億ドルに達した時期に、今回の疑惑が浮上した。これとは別に、カルシのイーサリアム無期限先物市場では異常な取引量のパターンが注目を集めているほか、ロビンフッドのイベント契約収入は第2四半期に1億5600万ドルへ増加した。