アンカレッジ、LayerZero採用で170超のブロックチェーン間ステーブルコイン相互運用性

  • アンカレッジ・デジタルは、ステーブルコインの相互運用性パートナーとしてLayerZeroを選定した。
  • LayerZeroによると、同社のOFT規格は170超のブロックチェーンをカバーしている。
  • USATは、LayerZeroの相互運用性を利用して開始される最初のアンカレッジ発行ステーブルコインである。

アンカレッジ・デジタルは、ステーブルコイン発行における相互運用性のパートナーとしてLayerZeroを選定した。アンカレッジ・デジタル銀行(Anchorage Digital Bank, N.A.)を通じて発行されるトークンを、LayerZeroの「Omnichain Fungible Token(OFT)」規格に接続する。今回の仕組みにより、機関投資家向け発行体は、ラップド資産や第三者ブリッジの流動性に依存せず、170超のブロックチェーン間でドル建てトークンを移動させる単一の経路を利用できるようになる見通しである。テザーのUSATは、今回の統合を利用する最初のアンカレッジ発行ステーブルコインとなる。イーサリアム、EVM互換ネットワーク、ソラナ間での移転が見込まれている。アンカレッジのプラットフォームは、ウエスタンユニオンのUSDPT、OSL GroupのUSDGO、Falcon FinanceのfUSDにも対応しているが、LayerZeroはこれらの資産について、利用開始日や対応先チェーンの一覧を発表していない。LayerZeroによると、OFTは累計で約2800億ドルの移転を処理しており、クロスチェーン取引量の約87%を占めるという。アンカレッジは、米通貨監督庁の監督下で規制対象の発行責任を引き続き担い、準備金に関する月次の証明も継続する。両社は、銀行がステーブルコイン決済インフラの利用を拡大する中、クロスボーダー決済、機関投資家取引、オンチェーン融資、財務管理を対象分野に挙げている。

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