テゾス、量子耐性技術の防御検証へ「Quantumnet」開始

  • テゾス、量子耐性ブロックチェーン技術を検証する実験ネットワーク「Quantumnet」を開始
  • Quantumnet、tz5署名にML-DSA-44を採用し複数の追加プロトコル要素を検証
  • イーサリアム、量子耐性レイヤー1技術を2029年末の実現目標に 2026年後半に中間段階を予定

テゾスは、量子耐性暗号(量子コンピューターに耐えられるよう設計された暗号技術)の開発に向けた実験用テストネットワーク「Quantumnet」を開始した。このネットワークはテゾスの最終的なポスト量子版ではなく、本番環境で利用できる状態にもない。将来的にプロトコル改定を提案する可能性を見据え、開発者が問題を特定し、性能を測定し、技術を改善するためのものだ。検証対象は、ML-DSA-44を使ったtz5アカウントの署名、Smooth Weighted Round Robinによるベイカー選定、コンセンサス向けのポスト量子署名集約、データ可用性向けのZODAなど。TzELでは別途、機密性を備えたポスト量子トランザクションを検討している。Nomadic Labsのコア・レイヤー1エンジニアリングマネージャー、ザイナ・ダルゲイ氏は、学習と反復改善の時間を確保し、円滑な移行経路を支えるため、早い段階で取り組んでいると述べた。この取り組みは、イーサリアムの開発者が量子耐性レイヤー1の実現目標を2029年末に設定し、2026年後半に中間段階を予定するなかで行われた。StarkWareとMARA Foundationは8月27日、知られている限り初の量子耐性ビットコイン取引を実施したとされている。

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