ロシアの仮想通貨交換業者とデジタル預託機関は、新たなロシア中銀規則に基づき、10月5日から公式登録簿への登録を申請できる。制度は、デジタル金融権利の発行に使われる情報システムの運営者も対象とし、経営者や一部の役職員、申請書類、規制当局の判断に関する要件を定める。通常の審査期間は、必要書類がそろった時点から起算して、交換業者が30営業日、デジタル預託機関が60営業日となる。一部の銀行、証券会社、実験制度の参加者は、要件を満たせば迅速な届出ルートを利用できる可能性があるが、対象企業は2027年9月1日までに書類を提出しなければならない。9月1日に施行されたロシアの仮想通貨法は、仲介業者を通じた規制下での売買、適格投資家と非適格投資家を対象とする試験運用、非適格投資家について仲介業者1社当たり年間30万ルーブルの購入上限を想定している。ロシア中銀が別途示した指令案では、一般向け取引の対象としてビットコイン、イーサリアム、テザーのUSDTを提案しているが、10月の登録受け入れ規則で資産リストが確定したわけではない。個別の登録決定と資産に関する別規則が、次の節目となる。