ヴェローナ、AIエージェント向けverUSD発行 1億ドル超のコミットメント

  • ヴェローナは、AIエージェントによる決済向けに設計したドル建てステーブルコイン、verUSDを発行した。
  • verUSDには1億ドル超のコミットメントがあり、うち6000万ドル超は契約済みの決済量である。
  • verUSDはイーサリアム、ポリゴン、アバランチ、オプティミズム、アービトラム、Celo、ソラナで利用可能となっている。

旧XIONとして知られていたヴェローナは、AIエージェント向けに初めて開発されたとするドル建てステーブルコイン、verUSDを発行した。トークンの発行時点で1億ドル超のコミットメントがあり、うち6000万ドル超は、契約済みの決済量としてverUSDを通じて流れる見込みの契約収益で、残りはエコシステムのパートナーが拠出を約束した資本である。ヴェローナは、verUSDの発行初日時点の供給量や、これらの決済が対象とする期間を明らかにしていない。verUSDはイーサリアム、ポリゴン、アバランチ、オプティミズム、アービトラム、Celo、ソラナで利用可能となっており、発行後数週間以内に対応ネットワークを追加する計画である。verUSDは、アイオワ州デモインに拠点を置き、FinCEN(Financial Crimes Enforcement Network)に登録された資金移動業者のBraleを通じて発行される。ヴェローナによると、verUSDは規制下にある米金融機関で保有するドル準備金によって全額裏付けられ、償還はヴェローナを通じて行う。ヴェローナは、4年間にわたり自社のインフラ上でUSDC決済を処理し、500万人のユーザーに関わる7000万件超の検証済みインタラクションを記録したとしている。同社の戦略は、ユーザーによるトークン保有ではなく、決済フローを重視するものだ。今回の発行は、ExodusのXO CashやMostaのMainUSDなどが参入する成長分野に加わるもので、コインベース、グーグル、サークルも、より広範なエージェント決済インフラを開発している。ステーブルコイン市場の規模は3000億ドルを超え、USDTとUSDCが80%超を占めるため、ヴェローナの1億ドルのコミットメントは市場の約0.03%に相当する。発表では、準備金、償還条件、対応するエージェントプロトコル、取引市場、verUSDとヴェローナのVERONAトークンとの関係について、詳細がほとんど示されていない。米国の規制要件もなお固まっていない。GENIUS法は遅くとも2027年1月18日に施行されるほか、米銀行規制当局である通貨監督庁(OCC)の長官は、最終規則を11月までに策定する予定だと述べている。取引量の数値については、今回の発表資料が唯一の情報源である。

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