米国株、インフレ鈍化で利上げ観測後退も長期金利上昇で乱高下

  • 米国のインフレ率は8月に鈍化し、10月の米連邦準備制度による利上げ圧力が弱まった。
  • ダウは443.87ポイント安の5万906.05となった一方、ナスダックは63.52ポイント上昇した。
  • 米国債利回りの上昇とアルトコインの取引所流入が仮想通貨市場を圧迫するなか、ビットコインは8万3700ドル近辺で取引された。

米国株は9月30日、まちまちで取引を終えた。8月の個人消費支出(PCE)インフレ率が予想を下回り、10月の米連邦準備制度による利上げ観測が後退した一方、長期米国債利回りの上昇で序盤の上昇分が失われた。ナスダック総合は63.52ポイント(0.24%)高の2万6861.06、S&P500種は19.30ポイント(0.25%)安の7651.54、ダウ工業株30種平均は443.87ポイント(0.86%)安の5万906.05で引けた。S&P500種は9月に0.45%下落したものの、テクノロジー株が幅広い銘柄の弱さを相殺し、第3四半期には2%上昇した。8月の総合PCEインフレ率は前月比0.3%、前年同月比3.4%上昇した。食品とエネルギーを除くコアPCEは7月比0.2%、前年同月比3.0%上昇した。インフレ率の低下を受け、10月の利上げ圧力は和らぐとの見方が支えられたが、米国債利回りの高止まりは引き続きリスク資産の重しとなった。ビットコインは1月以来の高水準となる週間終値を記録した後、8万3700ドル近辺で取引された。一方、アルトコインの取引所への送金が増加するなか、イーサリアムとXRPには利益確定売りの圧力がかかった。

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