Bitgetのホットウォレット攻撃、資金移動は2時間52分=調査

  • 攻撃者は第三者のセキュリティ製品を侵害した後、複数のブロックチェーン上にあるBitgetのホットウォレットとウォームウォレットから約3億8800万ドルを盗んだ。
  • 最初に確認された流出は9月24日18時31分(UTC)に発生し、約2時間52分にわたり送金が続いた。Arkhamは7つのチェーンで18分間に2億2800万ドルの移動を追跡した。
  • SlowMistとMandiantは秘密鍵流出の証拠を確認できず、Bitgetのコールドウォレットも影響を受けていないとした。取引所は主要な出金を再開し、内部関係者や北朝鮮の関与の可能性について調査を続けている。

攻撃者は、資金が移動する約4週間前に第三者のセキュリティ製品へアクセスし、その後、カスタム出金ツールを使って取引所に不正な送金を受け付けさせ、Bitgetから約3億8800万ドルを盗んだ。SlowMistとGoogle CloudのMandiantによる暫定調査では、Bitgetの秘密鍵が流出した証拠は見つからず、コールドウォレットも影響を受けていないとされた。Bitgetはビットコイン、ETH、USDTの出金を再開し、金曜日には全トークンの出金を再開する予定だった。最高経営責任者(CEO)のグレイシー・チェン氏は、損失を取引所の補償基金で埋め合わせると述べた。ただし、Bitgetが公表した基金残高は説明によって異なり、先の発表では事件発生時点で4億6400万ドル超、チェン氏の後の発言では3億900万ドルとされた。SlowMistは、最初に記録された悪意ある活動を8月31日までさかのぼって追跡した。この日、攻撃者は名称不明の製品に存在したゼロデイ脆弱性を悪用し、環境変数からデータベースのパスワードを取得してデータベースにアクセスした。同様の活動は9月23日と9月25日にも検知された。オンチェーンで最初に確認された送金は9月24日18時31分(UTC)に発生し、複数のブロックチェーン上で約2時間52分にわたり送金が続いた。Arkham Intelligenceによると、7つのチェーンで18分間に2億2800万ドルが移動し、そのうち約1億5300万ドルはXRPだった。取引所は内部関係者や北朝鮮の関与を否定していない。SlowMistのMistTrack部門は、CoW ProtocolとChainflipを利用する北朝鮮の関係者とみられる運用者を特定したほか、攻撃に関連するウォレットが約380万ドル相当のZECをIronwoodプールに移したことを明らかにした。Bitgetは資金の凍結と回収について、それぞれ5%の報奨金を設定した。ただ、チェン氏は全額を回収できる可能性について、あまり楽観していないと述べた。

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