Baseは10月1日、メインネットで「Cobalt」アップグレードを有効化した。今年3番目となる名称付きプロトコルリリースであり、B20トークンの発行者とトレーダー向けの機能を拡充した。今回のアップグレードでは「Composite Policies」を追加し、発行者は既存の複数のコンプライアンスリストをANDまたはORのルールで1つのトークンに適用できるようになった。重複する記録を管理する必要はない。また、ERC-8056に基づく予定設定型の残高表示倍率も導入した。これにより、基礎となる保有残高を変更したり、新たなコントラクトを展開したりせずに、株式分割などのコーポレートアクションに対応できる。発行者が資産の差し押さえを有効にしている場合、権限を持つ管理者は対象資産でseizeWithMemoを利用できる。凍結されたウォレットから回収用アドレスへ残高を移動し、その記録をオンチェーンに残す仕組みである。トレーダー向けには「Validity Transactions」を導入した。これは、指定されたブロックまでにおけるUSDC価格の閾値など、事前に定めた要件が満たされるまで、条件付き注文を非公開かつ未執行の状態に保つ機能である。Baseは、ブロック時間を2秒から200ミリ秒に短縮するほか、ガス代のスポンサーやトランザクションの一括処理に対応するスマートアカウントを組み込み、イーサリアムが予定する「Glamsterdam」アップグレードの一部を採用する計画である。