仮想通貨ファンド、週間流入35.5億ドル ビットコインが第3四半期主導

  • デジタル資産投資商品への直近週の資金流入は35.5億ドルとなり、ビットコインとイーサリアムがけん引した。
  • 米国の現物ビットコインETFには第3四半期に約63.4億ドルが流入し、第2四半期の流出から反転した。
  • 追跡対象の仮想通貨ETFの運用資産は水曜日時点で約1740億ドルとなった。

デジタル資産投資商品への資金流入は直近の報告週に35.5億ドルとなり、2026年で最大の週間流入額を記録した。内訳はビットコインが25.2億ドル、イーサリアムが7億200万ドル、ソラナが1億9300万ドル、XRPが9230万ドルであった。ビットコインの第3四半期リターンは42.71%となり、CoinGlassのデータで過去最高の四半期実績となった。月別では7月が7.36%、8月が24.95%、9月が6.33%の上昇であった。相場上昇は、米財務省が8月20日に長期債の買い戻しを少なくとも倍増させると決めた後、加速した。トランプ大統領が米国を仮想通貨業界の拠点にするとの公約を改めて表明したことも追い風となった。ビットコインは数日間で約6万5000ドルから7万5000ドル近くまで上昇し、その後8万7000ドルを超え、直近では8万4000ドルを上回る水準で取引された。イーサリアムは70.8%上昇して第3四半期のビットコインを上回り、2600ドルを超えて取引された。米国の現物ビットコインETFには第3四半期に約63.4億ドルが流入し、第2四半期の約50億ドルの流出から反転した。現物イーサリアムETFには約30.5億ドル、XRP ETFには約3億800万ドルが流入した。シティは、デジタル資産市場構造明確化法案を巡る上院採決の失敗により、市場構造法制化への道筋が狭まったと指摘した。一方、米証券取引委員会(SEC)の発表が悲観的なセンチメントを和らげた。第4四半期入りに際しては、米国債利回りの上昇、レバレッジ、ETFからの資金流出への反転が引き続きリスクとなった。

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