チェイナリシス、Bitget盗難資金3億8750万ドルを追跡 攻撃者関連資金の移動続く

  • チェイナリシスは、Bitgetの盗難資金をイーサリアム、XRP、Zcash、Tronやその他のクロスチェーンプロトコルにわたって追跡した。
  • 盗難額は約3億8750万ドルと明らかになり、AIを活用したツールにより、20時間超を要していたブリッジ取引の照合作業が10分未満に短縮された。
  • 攻撃者関連のウォレットが資金を移動し続けるなか、Bitgetは3億900万ドルの保護基金を回復させ、残るサービスを10月2日に再開する予定を示した。

チェイナリシスは、2026年9月24日にBitgetから盗まれた約3億8700万~3億8750万ドルについて、資金の追跡結果を明らかにした。攻撃者関連のウォレットは、ブロックチェーンをまたいで資産の移動と交換を続けていた。資金は3時間以内にイーサリアム、XRP、Zcash、Tronを経由した後、クロスチェーンの流動性・メッセージングプロトコル、即時交換、ミキサー、資金洗浄サービスを通過した。チェイナリシスは社内AIを使って専用の自動化処理を構築し、20時間超を要していたブリッジ取引の照合作業を10分未満に短縮した。一方、ロジックの構築や確認、指揮は調査担当者が引き続き担った。10月1日にはMistTrackが、攻撃者関連のアドレスがイーサリアム上でDAIを交換し、得られた資金をTronへブリッジしていると報告した。発行体やプロトコルが凍結または拒否した資金はごく一部にとどまり、THORChainはパーミッションレス設計を理由に、選択的なブロックを見送った。Bitgetは顧客残高に減少はなかったと説明し、ユーザー保護基金を3705BTCを含む3億900万ドルに回復させた。また、残る出金、法定通貨サービス、P2Pサービスを10月2日8時(UTC)に再開する予定を示した。

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