Bitgetの3億8700万ドル盗難、北朝鮮系関与とチェイナリシスが特定

  • チェイナリシスは、Bitgetで発生した約3億8700万ドルの盗難を北朝鮮系関係者によるものだと特定した。
  • 調査担当者はイーサリアム、XRP、Zcash、Tronをまたぐ23件の送金を追跡し、AIを使って1つの作業にかかる時間を20時間超から10分未満に短縮した。
  • Bitgetは主要な出金を再開し、凍結と回収についてそれぞれ5%の報奨金を提示したほか、顧客残高に影響はなかったとしている。

チェイナリシスは、2026年9月24日にBitgetで発生した約3億8700万ドルの盗難について、イーサリアム、XRP、Zcash、Tronをまたぐ23件の送金を追跡した結果、北朝鮮系関係者によるものだと特定した。調査担当者は、クロスチェーン取引を照合する独自のAI支援自動化ツールを使い、ブリッジの照合作業にかかる時間を20時間超から10分未満に短縮した。一方で、照合ルールの設定、手掛かりの選定、確認作業は引き続き担当者が管理した。攻撃者は、盗んだXRPをクロスチェーン流動性プロトコル経由で移動し、同プロトコルはビットコインを払い出した。この経路を通じて、約1日半の間に数千万ドルが移動した。Bitgetによると、第三者製セキュリティー製品の脆弱性により、攻撃者は認証情報を入手し、出金コマンドを偽造できた。一方、コールドウォレットと秘密鍵は安全だった。取引所は9月30日までにビットコイン、イーサ、USDTの出金を再開し、条件を満たす凍結と回収について、それぞれ5%の報奨金を提示した。また、顧客残高には影響がなかったとしている。

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