LayerZero LabsのAerie、Falcon-512署名3万2768件を0.65秒で集約

  • LayerZero Labsは、Falcon署名集約の研究システム「Aerie」を発表した。
  • AerieはApple M4 Max上でFalcon-512署名3万2768件を0.65秒で集約した。
  • NISTはFalconを継続中の標準化対象として挙げており、最終策定済みのML-DSAおよびSLH-DSAとは別に扱っている。

LayerZero Labsは、Apple M4 Max搭載ノートパソコンでGPUアクセラレーションを使わず、16スレッドのワーカースレッドにより、Falcon-512の耐量子署名3万2768件を0.65秒で集約した研究システム「Aerie」を発表した。暗号学的証明システム「Akita」を基盤とするこのプロジェクトは、プルーフ・オブ・ステーク型ブロックチェーンが量子攻撃に耐える暗号技術への移行に備える中、大量のバリデータ署名を圧縮できるよう支援することを目指す。この処理で標準的なAerieの集約データは、保持されたソルトとヘッダーを含めて1346KiB、証明自体は約66KiBだった。研究チームによると、引用したテストではAerieの証明生成速度はイーサリアムのleanVMを上回ったが、証明の検証はleanVMの方が速かった。NISTはFalconを継続中の標準化対象として挙げており、最終策定済みの署名標準であるML-DSAおよびSLH-DSAとは区別している。イーサリアムのプロトコル開発者は、2029年12月までに実行層、コンセンサス層、データ層で量子耐性を実現することを目標としている。一方、LayerZeroによると、AerieではML-DSAの集約が機能しているものの、性能データは公表していない。

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